風流天神囃子(大分市木田 日吉神社)

1、大歌

 ☆(アイエイヤー ハーイヤー)

  かように名高き松梅の(ヤーハー) 花も千代までの行く末久しみ垣守(ヤーハー)

  守るべし 守るべしや(ヤーハー) 神はここにも同じ名の(ヤーハー)

  天満つ空も紅に(ヤーハー) 梅も松ももろともに(ヤーハー)

  神の栄えぞ久しけれ(ヤーハー) 神の栄えぞ久しけれ

2、合の歌

 ☆(ハーイーヤー)

  参れや参れ氏子ども(ハーイーヤー) 無実の難を逃るべきなり(ハーイーヤー)

3、小歌

 ☆(ヤーアー)

  明け残る(ハイヤー) 明け残る(ハイヤー)

  志賀の浜松ほのぼのと(ハイヤー) さざ波かけて立つ霞かな

 ☆行き止まる 行き止まる 道はあれどもちりこえは かかる習いのなどなかるらん

 ☆誰がはたを 誰がはたを わきて主とは思うらん 中垣に咲く梅の初花

3、引波

 ☆(イヤー)

  心だに 心だに まことの道にかないなば

  折らずとても 神や守らん 神や守らん

 

風流「浮船」(大分市丹生原 丹生神社)

1、大歌

 ☆月日もうけよ行末の 行末の 神に祈りの叶いなば

  頼みをかけてみしめなは 永くや世をも祈らまし 永くや世をも祈らまし

2、しずめ

 ☆ここは当社の御前でござる いざや人々踊りを始めて

  神とも涼しめの身を参らしょう 身を参らしょう

3、小歌

 ☆かげ頼む かげ頼む 守らせ給え氏子ども

  末広くなる御世ぞめでたき 御世ぞめでたき

4、おつ

 ☆きんじょう再拝 きんじょう再拝 きんじょう再拝 きんじょう再拝 再拝

5、小歌

 ☆日の本は 日の本は 神の御国の故なれば

  常に氏子を守り給いぬ 守り給いぬ

6、おつ(略)

7、小歌

 ☆氏神の 氏神の 守りの御慈悲深ければ

  氏子栄えて踊る嬉しさ 踊る嬉しさ

8、引端

 ☆神風に 神風に 悪魔障りを吹き払い

  国も豊かに氏子栄ゆる 氏子栄ゆる

 

風流「竹生島」(大分市丹生原 金刀比羅社)

1、大歌

 ☆名こそ漣や志賀の浦に お立ちあるは都人か いたわしや

  お舟に召されて浦々を 眺め給えや

2、しずめ

 ☆ここは石山観世音 いざや詣でて月をも眺め遊ばん

3、小歌

 ☆澄める御世 澄める御世 照る月並を数うれば

  今宵は秋の最中なりけり 最中なりけり

4、おつ

 ☆おもしろや みごとや 明月の月 明月の月

5、小歌

 ☆月を見て 月を見て 今は望みに咲いたれど

  心の内は月の出でしを 月の出でしを

6、おつ(略)

7、小歌

 ☆月々に 月々に 月見ぬ月はなけれども

  月見る月は明月の月 明月の月

8、引端

 ☆月も早や 月も早や 影傾きて明け方の

  月の都に入り給いけり 入り給いけり

 

風流「雨乞」(大分市丹生原)

1、大歌

 ☆一つの釣瓶を手に持ちて 田の水雲に飛び入れば 空は一つに曇りけり

  雲まんまんと立ち出でて 雨はしきりに降りにけり 雨はしきりに降りにけり

2、しずめ

 ☆ここは当社の御前でござる いざや人々踊りを始めて

  神とも涼しめの身を参らしょう 身を参らしょう

3、小歌

 ☆竜宮に 竜宮に 立ち出でみればその高さ

  三十丈に雨は上がりぬ 雨は上がりぬ

4、おつ

 ☆はらはらは ほろほろほうと 雨は降りけり 雨は降りけり

5、小歌

 ☆雨降れば 雨降れば みかさまさりて降るときは

  井手の面に漣ぞ打つ 漣ぞ打つ

6、おつ(略)

7、小歌

 ☆海人の刈る 海人の刈る 藻に棲む虫にあらねども

  我から濡らす袂なりけり 袂なりけり

8、引端

 ☆西を見よ 西を見よ 西雲かかる鳴神の

  降りくるこそはめでたかりけり めでたかりけり

 

風流「誓願寺」(大分市丹生原 専想寺)

1、大歌

 ☆若我成仏の 光をうつす世の人の わが力にて行き難し 御法の御船のみなれや

  竿差さいでも渡る彼の岸に 願いしままに着きにけり 願いしままに着きにけり

2、しずめ

 ☆鐘さえ鳴ればもう去のうとおっしゃる ここは三井寺 仏法東漸の源

3、小歌

 ☆若緑 若緑 散るや名残は惜しかれど

  止めて止まらぬ世の習いかな 世の習いかな

4、おつ

 ☆南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

5、小歌

 ☆かねて行く かねて行く 道とは誰も知りたれど

  昨日今日とは思わざりけり 思わざりけり

6、おつ(略)

7、小歌

 ☆ありがたや ありがたや さぞな初めて弥陀の国

  涼しき道に行くぞ嬉しき 行くぞ嬉しき

8、引端

 ☆弥陀頼む 弥陀頼む 人は雨夜の月なれや

  雲晴れねども西へこそ行け 西へこそ行け