田の草取り唄(臼杵市)

☆アー 好いたお方と田の草取りは 芝居見るより面白い

☆来るか来るかと待つ夜にゃ来んで 待たぬ夜に来て門に立つ

 

米すり唄(臼杵市津留)

☆お米五升すりゃへこすり破る(ハーショッショコ ショッショコ)

 二度とするまや五升米を(ハーショッショコ ショッショコ)

☆津留の前には瀬が二つある 思い切る瀬と切らぬ瀬と

☆思うて通えば主さんがとこよ 五里も十里も変わりゃせぬ

 

道行唄(臼杵市津留)

☆竹田往還道ゃ広けれど 人の通りはさらにない

メモ:農閑期の副業で、馬子衆が唄ったもの。出雲節の転用。

 

駄賃取り唄(臼杵市)

☆竹田行きすりゃ雪霜かかる 家に戻りゃ妻子がはいかかる(ホイホイ)

☆駒よ勇めよこの坂越ゆりゃ 岩の清水飲ましょか食みやろか

☆岩戸川より沈堕の瀬より 浅い野尻が気にかかる

☆駒の腹巻主の名を入れて 臼杵と竹田に名を残す

☆一棹二棹緒方のミサオ ミサオなけらにゃ通やせぬ

 ※ミサオ=水棹と人名「ミサオ」とをかけている。緒方にいた有名な美人、別嬪さんとのこと。

 

櫓押し唄(臼杵市)

☆ヤレー 器量の悪いのに声なと良けりゃヨー(コラサッサーコラサノショッショ)

 声で一夜のヤレー なびかしょにヨー(アーコラショッショ コラショッショ)

☆船は新造で乗りよいけれど(マカショ マカショ マカショのコリャ

 田舎造りであかがいる(ショッショ ショッショのショッショで)

☆男情なし寝たときばかり(コラセ コラセ)

 起きて帯すりゃふたごころ(アードッコイ ドッコイショとドッコイ)

 

櫓漕ぎ唄(臼杵市津留)

☆ヤレー押せ押せ 船頭さんもかかもヨ(ハーねじ込め ねじ込め)

 押せば港はノーヤレ 近くなるヨ(ハーねじ込め ねじ込め)

☆津留はよいとこお城を前に 臼杵あらせをそよそよと

☆あらせまともに今朝出した舟は どこの港へ着いたやら

☆瀬戸にゃ瀬はない 音戸の瀬戸にゃ 一丈五尺の櫓がしわる

 

船揚げ音頭(津久見市四浦)

○ヤレどんと揚げましょか(エーイ) ゼイオー(ゼイオー)

 ゼイオー(ゼイオーゼイオー) エーヨイヤサヨ(ヤンヤーヒュンエー)

☆若い衆にゃ頼みじゃよ(ヤンヤーヒュンエー)

 エーヨイヤサヨ(ヤンヤーヒュンエー)

☆どんどと上がるじゃないか

☆お軽のかんざしゃ左に差した