「日田祇園囃子」(日田祇園祭)

・吹上観音

 ☆吹上げの 観音は あらたな仏

・おばば

 ☆おばばどこへ行く ナンジャイナ 三升樽さげて 嫁の在所へ孫祝い

・蝶々とまれ

 ☆蝶々とまれよ菜の葉にとまる とまるはずだよ 様コができた

  踊れよ踊れよ 踊らにゃ損たい

・ほんに思えば

 ☆ほんに思えば久松は お染ゆえに蔵の中

  開けてやりたや蔵の戸を 雨が降ってもかーりかり

・お染久松

 ☆お染久松忍びの出会い 親と親とが子に意見

  もとより質屋のことなれば 利に利を借るも無理もない 流す浮名もしらしぼり

・帆上げた舟

 ☆帆上げた舟が見ゆるぞえ アレ鳥が鳴く 鳥の名も 都に名所があるわいな

・羽織着せかけ

 ☆羽織着せかけ これこちの人 忘れしゃんすな煙草入れ よそで愛想がないわいな

・八重桜

 ☆八重桜 一重心の梅の花 散らぬものならなぜ咲く花よ 八重に咲く気がないわいな

・酒飲みゃしゃんせ

 ☆酒飲みゃしゃんせ 酒飲みゃしゃんせ 人が言うぞえ おみのあだ 浮気者じゃと人が言うた

・梅が軒端

 ☆梅が軒端に匂い鳥 花に逢瀬を待つ年の 明けて嬉しき懸想文

・裏のナ

 ☆裏のナ 裏の背戸屋は今年だけ

・醒ヶ井

 ☆醒ヶ井の 水の溜まりの若緑 逢うて嬉しき分かれ道

・いろは歌

 ☆心奥山 今日越えて 浅き夢みし 酔いもせず

・蔦蔓

 ☆蔦蔓 絡みつくほど思いはすれど 酒に白菊 せひもない

  女子の癖じゃあるけれど 惚れたが無理かいな

・頃は卯月

 ☆頃は卯月の日も冴え渡る 千早振る雪の 恋に心を在原さんが

  吾妻下りの船でかご その名も高き八橋は 眺め見渡す

・パイロン

 (歌詞なし)

・奥州白坂

 ☆奥州白坂 妹の信夫 姉を訪ねて江戸に行き 巡り合いたさに

・花猩々(略)

・水郷節(略)

・万歳(略)

 

餅搗き唄(中津江村津江神社)

☆祝いめでたの若松様よ 枝も栄ゆりゃノー 葉も茂る 栄ゆりゃ枝も

 枝も栄ゆりゃノー 葉も茂る ハモクモクモクレ

☆揃うた揃うたよ杵の先が揃うた 稲の出穂よりゃなお揃うた

 出穂よりゃ稲の 稲の出穂よりゃなお揃うた

☆東ゃ日のもと西ゃ雨のもと 高い権現さんな雪のもと

 権現さんな高い 高い権現さんな雪のもと

メモ:年の暮れに行う通常の餅つきではなくて、神社の「麦餅搗き」という

   お祭りのときに唄うもの。

 

大野楽「挟箱振り口説」(前津江村大野 老松天満社)

☆アーこれからお江戸は何百里(アーシッコノーシー シッコノーシー)

☆裸足で道中がなるものか

☆これからお江戸に上ります

☆お江戸の土産にゃ何貰うた

 

七夕楽(天瀬町出口)

「宮巡り唄」

☆よんべのだごじりゃ辛かった それでも三杯うち喰ろうた

 ソーライ 喉が渇くも渇かんも 小田の小池を飲み干した

 ソーライ そのまた女子がばりゅ垂れた ソーライ 涌蓋と万年山え踏ん張って

 グワシャグワシャグワシャ グワシャグワシャグワシャ 痩せ牛う千匹洗え流えた

「相撲甚句」

★ア丁と半とが間違うて とがない袷にゃ綱をかけ 質屋の蔵にこけこんだ

 のみなら跳んで逃げもしょが かわいシラメがヨーホホイ エー焦がれ死に

 ハードスコイ ドスコイ