手まり唄(別府市東山)

☆どんどんどてらの大明神 釣鐘はずして身を隠し

 安珍清姫足もと天満宮 ひい ふう みい よう

 いつ むう なな やあ ここの とお 十まで返して

メモ:「十まで返して」で交替する。

 

手まり唄(別府市東山)

☆一番あじめは一の宮 二また日光東照宮 三また佐倉の宗五郎 四また信濃の善光寺

 五つ出雲の大社 六つ村々天神さま 七つ成田の不動さん 八つ八幡の八幡宮

 九つ高野の弘法さん 十でとうとう心願寺 これほど心願かけたのに 浪子の病はよくならぬ

 

手まり唄(別府市東山)

☆おしょんがおしょんがお正月 松立てて 竹立てて 子供の喜ぶお正月

 朝起きれば元日で 年始の御所を拝みたて お茶持って来い お茶ぼこぼん

 吸いもんなんなと早や持って来い 煙草の煙で ひい ふう みい よう

 いつにむう ななにやあ ここにとお 天から降りたるお姫様

 お芋一升がいくらかえ 十五銭と申します あんまり高いが高々い

 まな板包丁出しかけて お芋切るのが大丈夫 とうと一こん貸しました

 

手まり唄(別府市内竈)

☆おんしょんおしょんのお正月 松立てて 竹立てて 子供の喜ぶお正月

 一夜明くれば元日で 年始のお祝いをいたしましょ お煙草盆 お茶持て来い

 吸い物なんぞと早う持て来い ひいにふ みいによ いつにむう

 ななにやあ ここにとお 天から落ちたお芋屋さん

 お芋一荷がいくらかえ 二十四文でございます あまり高いが負からかぼん

 お前のことなら負けてやろ 包丁まな板出しかけて 頭切るのが八つ頭

 おいど切るのが大丈夫 まず一貫貸しました

 

手まり唄(別府市内竈)

☆あした お万が早や起きて 窓の光で髪結うて カンス磨いてお茶汲んで

 おじいさんもにもお茶あげて おばあさんにもお茶あげて 後でお万が汲んで飲み

 汲んで飲み 向こうの山では太鼓の音がする やあやあめでたや 参りたや

 参りたけれどもベベがない 姉さん帷子貸してんか 姉さん帷子血がついて

 あれは血じゃない中つ紅 中つ紅ならなおよかろ トントン叩くは誰さんか

 新町米屋の米三さん あなたは何しにおいでたか 雪駄が代わって替えに来た

 あなたの雪駄は何雪駄 ちゃんちゃん坊主の赤雪駄 私とお母さんとお寺に参りがけ

 お寺の御門から酒の粕投げて 私にゃ当たらんでお母さんに当たって まず一貫貸しました

 

手まり唄(別府市内竈)

☆一つとさ 人も通らぬ山道を お七と吉三が手を引いて おお 通ろうかいな

☆二つとさ 二股大根離れても お七と吉三は離りゃせぬ おお 離りゃせぬ

☆三つとさ 見事かんざし買うてきて お七にささせて科を見る おお 科をみる

☆四つとさ 用もないのに横町に お七に逢うどちゃ五度七度 おお 五度七度

☆五つとさ いつか帰ろと思えども 三年経たねば帰られぬ おお 帰られぬ

☆六つとさ 胸に結ばる玉じゅすを 買うて下さんせ吉三さん おお 吉三さん

☆七つとさ 何を言おうも語ろうも お七のおにややがおる おお ややがおる

☆八つとさ 屋敷広めて小屋立てて お七と吉三が寝て語る おお 寝て語る

☆九つとさ ここに流行らぬ鼈甲櫛 買うて下んせ吉三さん おお 吉三さん

☆十とさ 遠いお江戸で買うよりも 近い別府で買わさんせ おお 買わさんせ

 

手まり唄(別府市内竈)

☆一つとさ 卑怯未練の師直が 顔世は連判その胸を さらそうかいな

☆二つとさ 深い編み笠 虚無僧の 主人の手の内ゃご無用と 本蔵かいな

☆三つとさ 身の上知らずの九太夫が 主人の逮夜に蛸さかな 挟もうかいな

☆四つとさ 与市兵衛は死なしゃった お軽は売られていくわいな むげないわいな

☆五つとさ 猪撃たんと勘兵衛は ねらみすました二つ玉 放そうかいな

☆六つとさ 無念あまりに判官が 天地を散らしの黄金を 騒ごうかいな

☆七つとさ 何心なく由良之助 力弥に鯉口響かせて 起こそうかいな

☆八つとさ 矢口の面々集まりて 天と川との合言葉 使おうかいな

☆九つとさ 九つ梯子を屋根にかけて 嫌がるお軽を二階から 下ろそうかいな

☆十とさ とうとう仇討あい済めば めでたく主人の墓の前 お供養かいな

 

お手玉唄(別府市内竈)

☆取ろや 取ろや 信太の森の 狐を取ろや

 戻せ かやせ 信太の森の 狐をかやせ

 

お手玉唄(別府市東山)

☆お一つ落としておしゃら お二つ落としておしゃら お三つ落としておしゃら

 おみな落としておしゃら おはさみ おはさみ おはさみ落としておしゃら

 おちりんこ おちりんこ おちりんこ落としておしゃら

 小さい川渉れ おみな落としておしゃら 大きい川渉れ おみな落としておしゃら

 お左 お左 右左 中寄せ 下寄せ 定めて落としておしゃら

 

遊び唄「かごめかごめ」(別府市内竈)

☆かごめかごめ かごの中の鳥は いつ出て遊ぶ

 夜中の頃に 暁かけて 何とか告ぐる あなたの後ろは誰かいな

 

草履蹴り遊びの唄(別府市内竈)

☆草履隠し くねんぼ まな板あてて チョッキリコッキリ くね割った

 

からかい唄(別府市内竈)

☆くりゃくりゃ きりいども げんこうぐちい うもうまわせ くすうくわしい

メモ:昔言葉遣いの悪い殿さまがいたのでそれを当てこすったからかい唄で、「こりゃこりゃ家来ども、玄関口に馬をまわせ、草を食わせよ」の意。